ことりの小噺
Short Stories
新しい種子
今、新しい仲間を募集しています。
新しい仲間を種子にたとえると、その種を育てるのに一番大切なことは、一つ一つの種に水をやったり肥やしを与えたりすることではなく、あらかじめ良い土を作っておくことです。
入って来た種が自然に生長するような良質の土壌を育てておくためには、毎日毎日耕さねばなりません。
すなわち、私たちの日々の行動や仲間を思い遣る気持ちが大切なのです。
新人は、その空気を吸い、私たちの背中を見て育って行きます。
怖いですね。
「初心忘るべからず」
鈍癡呆亭