ことりの小噺
Short Stories
《南の島の猿のお話・続》
先月、苦労(=努力)して食べ物を手に入れ、食事を「楽しみ」から「喜び」に変えた猿の話をしました。その猿が、独り者ではなく妻子のある猿だったとします。やっとの思いで見つけた食べ物を家まで持って帰り、「ごめんね、これだけしか見つけられなかった」と言ったとき、「ありがとう! お父さんのお蔭で、飢えが凌げるね。」と奥さんや子供たちが喜んでくれたら、お父さん猿の喜びは二倍にも三倍にもなることでしょう。
私たちの職場も、この猿の一家のように、仲間の努力を、認め合い感謝しあえる職場でありたいものです。そのためには、まず、自分独りではなにもできないことを、日本人古来の美徳である「お互い様・おかげ様」を想い出すことから始めましょう。
鈍癡呆亭
